【データで勝利へ】ブックメーカー投資のサーブデータ解析その1

【データで勝利へ】ブックメーカー投資のサーブデータ解析その1

テニスというスポーツにおいて、
サーブはその選手の強さを表す、最も分かり易い指標です。

”サーブが良い方勝つ”と言っても過言ではないくらい、
サーブがテニスの試合の勝敗を決める、
大きな要因になっています。

これは、テニスのルールが、
サービスゲームを一度も落とさなければ、
負けることはないというものだからですね。
(タイブレークではサービスでポイントを落とさなければ)

今回は、そのサーブに関するいくつかのデータを使い、
データ分析のひとつに焦点をあてます。

サーブで確実にポイントを取れる強さ指標

テレビでのテニス中継でも、
ゲームやセットの節目に表示される、スタッツ。

このスタッツは、〇〇をした確率、
という統計数字ですから、このスタッツを見ていくことで、
試合の流れや選手の強さなどを推測することができます。

今回は、”サーブの時にポイントを取れているか”
というデータが欲しいので、

サーブで取ったポイント数
(Win %
1st Serve Win % 2nd Serve

を見ていくことになります。

サーブで取ったポイント数(Win % Serve )

Win % 1st Serve

ファーストサーブからポイントを取った割合です。

サーブは2回までできますから、
ファーストサーブは、ミスしてもいいので、
とにかくポイントを取るために打ちます。

これが低い場合は、ファーストサーブが入ったのに、
ポイントを取れていないということですから、
明らかにサーブは苦手だと思っていいでしょう。

Win % 2nd Serve

セカンドサーブから、ポイントを獲った割合です。
セカンドサーブは失敗できないため、
選手はコートに確実に入るボールを打ちます。

トップ選手でサーブが凄く得意な場合は、
セカンドサーブでも押せる形を作れますが、

ほとんどの選手は、サーブ側のアドバンテージは
あまり無い状態になります。

では、このデータを見ないのかというと
そうではありません。むしろ、かなり使えます。

このセカンドサービスから始まったラリーは、
サービスの力があまり関係ない状態ですよね。

それでも、このWin % 2nd Serveの%が高くなったら、
それは、サーブ側の選手が、ラリーになったとき
かなり優勢に試合を進めていると判断できるんです。

Win % Serveを確認する方法

Win % Serve(サーブで取ったポイント数)は、
試合中にATP/WTAのアプリで確認できます。

アプリを開くと、大会ごとに
行われている試合の状況を確認できます。

見たい試合をタップすると、
下の図のような画面が出てきます。↓

赤く線が引いてある所に、ありますね。
この画像で言うと、

[ファーストサーブから取ったポイント数]
Cristiana Ferrandoさん 57%
Usue Maitane Arconadaさん 0%

[セカンドサーブから取ったポイント数]
Cristiana Ferrandoさん  60%
Usue Maitane Arconadaさん 22%

という感じですね。
このデータから、Usue Maitane Arconadaさん
の方は、ファーストサーブが入った場合でも、
一度もポイントを取れていない。

セカンドサービスからのラリーにおいても、
22%しか勝てていない。78%は相手に
ポイントを取られているという事になります。

これで、結構な試合予測が立てられますね。

まだサービス回数が少ない場合は注意

Win % Serveの%は、入ったサーブの数を
総サーブ数で割った数値になります。

画像は、上記のスクショと同じ試合ですが、
よく見るとファーストサーブを5本しか打っていません。

このような場合は、時間と共にこの%が変化していきます。
この分母の部分をちゃんと見るようにしてください。

まだ数本しかサーブを打っていない場合は、
データの%は参考値というような捉え方でいきましょう。

Win % Serve活用方法

Win % Serveの見方は分かったと思いますが、
あとはそれを”どう活用するか”がポイントですね。

今回は、その活用方法の一つをお伝えします。

考え方そのものは至ってシンプルで、
ハッキリとしたリードを取った場合、
”サービスゲームは取れる”という前提でBetする方法です。

具体的な活用の仕方を例を挙げて見てみましょう。

Game winnerの場合

Game winner は、1ゲームごとに勝敗を賭けますが、
そのGameをもう取るであろうタイミングでBetします。

実際には、Win % Serveが高い方がサーバー側で、
サーバー側が2ポイント先取したら(30-0)Bet
という感じですね。

サーブの強弱を見ないで、ただリードした側に賭けても
普通に逆転されたりしますが、
サーブ側がポイントを取り易いという根拠がきちんとあれば、
自信を持ってBet出来ますよね。

Total Game In Setの場合

こちらも、Win % Serveが
高い方の選手がサーバーのときに活用します。

Total Game In Set は
1セットにどれだけゲームがあるかをBetするものなので、
セットカウント4-0や4-1などでリードしていたら、
先の展開を計算してみます。

前提:4-0の試合で、
”4の側が、Win % Serveが高くい、
このSetを取るだろう”
という予測を立てた場合においてです。

①次のサーブが4の側であるならば、
ここでポイントを獲れるはずなのでゲームカウントは5-0になる。

②次のゲームはサーブが相手側に行き、
そのゲームを落としたとしても5-1になる。

③更に、サーバー側が返ってきて、
そのゲームを取れば6-1で勝利。

このような予測が出来ます。

ということは、Betする対象はUnder7.5、
もしくはUnder8.5にBetするというやり方が導き出されます。

まとめ

試合を直接見ることはもちろんですが、
常にすべての試合を観続けるわけにもいきません。

ですので、このようなデータから
試合内容を把握し、ある程度の予測を立てることが
出来るようになるとBetの精度も上がってきます。

テニスは、結局のところ、
ポイントを取り合うスポーツですから、
そのポイントの%を見ることが出来るWin % Serveは、
試合判断のデータとして使うべき項目なんですね。