ブックメーカーのテニスの試合観戦で見るべきポイント

ブックメーカーのテニスの試合観戦で見るべきポイント

全豪オープンの決勝が、1月の28日に行われました。

R・フェデラー選手とM・チリッチ選手の対戦で、
フェデラー選手が6-2、6-7、6-3、3-6、6-1で、
2年連続6度目の優勝をしました。36歳ですからね、凄すぎです。

調度その試合を観ていたのですが、
試合観戦時に見るべきポイントがあることに気付いたので
今回はそれについてシェアしていきたいと思います。

サーブの調子を見る

サーブはその試合を左右する最重要ポイントです。

この試合の前に行われた準決勝でも、
フェデラー選手のサーブは相手を圧倒していました。(対チョン選手)
相手の選手が途中で負傷したという理由もありますが、
それにしてもサービスが凄く良かった印象です。

他の記事でも話していますが、サーブが調子いいと、
その選手が勝つ確率が一気に上がります。
それだけサーブというのはテニスの試合において重要なんです。

そして、この決勝戦においても、
いきなり第一セットからサーブが良く、ポンポン得点を取っていきます。
相手のチリッチ選手が何とかリターンしても、
すぐさま前に詰めて、サーブ&ボレーでポイントを取っていました。

もう分かると思いますが、こういう場合においては、
フェデラー選手がサービスをキープするであろうという予測をして、
それを元にBetするというやり方になります。

但し、チリッチ選手もサーブが強烈で、
サーブからの得点を取る形を持っていて、
全豪の決勝まで来ていることを忘れてはいけません。

フェデラー選手がサーブで圧倒しているからと言って、
慌てて、Total Game In Set の9.5Under、10.5Underとかに
Betしてしまうと、後々痛い目を見ます。
(実際に痛い目を見たという報告をいただいております。)

試合を観ていると、チリッチ選手も3ゲームあたりから、
サービスエースを入れたり、サーブで得点を取る
という事も出来ていました。

ですから、2セット目が6-7ともつれたり、
チリッチ選手も5セット中2セット取っているわけです。

ですので、サーブの調子は試合の展開を予測するための
強い材料になりますが、それだけで判断するのは危険です。
他の判断材料と合わせて見ていってください。

その瞬間の不調さを見極める

フェデラー選手のバックハンドは、本当にきれいで
本当に”エレガント”なプレーとはこういう事なんだと思わせるものです。

このバックハンドは片手にもかかわらず、素晴らしいスピードと
コースで、相手のコートに突き刺さります。


※調子いい時は素晴らしいショットになるフェデラーのバックハンド

ただ、今日の決勝の試合を観ていると、
フェデラー選手のバックハンドが、
結構ネットに引っかかっていた場面がありました。

これは、ずっとではなくある一定の時間帯だけでしたが、
バックハンドを逆側に打ち返すときに、
なかなかうまく入らないという状態があったんです。

このようなことが起きた場合において、
相手選手もそのことに気づきます。
そして、このレベルの選手であれば、意図的にバックハンド
で打たせることもできますので、そのゲームやセットが
チリッチ選手側に向く可能性があると判断できました。

チリッチ選手の方も、たまにしっかりミートせず、
球がコート外に行ってしまうなんてこともあったので、
そういう細かい所を見て、その瞬間の調子も見ていくべきなんですね。

 

自分のプレーが出来ているか

この試合は、4大大会の決勝でした。
選手たちにとって、この4大大会での優勝というのは、
選手人生において最も重要なものです。

この決勝の大舞台においては、いつもの精神状態ではいられません。
ものすごく集中をしているわけです。
ただし、逆を言えば「絶対に優勝したい」という気持ちがあり、
その気持ちが”焦り”や”苛立ち”に変わってしまうんです。

テニスは個人戦で、メンタル的な所が試合を左右する要因になるので、
”焦り”や”苛立ち”が出てきてしまうと、
勝てるものも勝てなくなってしまいます。

そういう意味において、フェデラー選手は映像を見ていても、
非常に落ち着いていて、淡々とプレーしているように見えました。
プレースタイルもありますが、実際に自分のプレーをしっかりとこなす事が、
勝つために最も重要なことだと分かっているからだと思います。

これができるからこそ、重要な大きな大会で結果を出せるのだと思います。
チリッチ選手も、4大大会で優勝経験があるので、
「優勝したら初優勝だ!!」と変な力みがあるわけではないですが、
フェデラー選手はもう何度も大きい大会を優勝してきているので、
その優勝経験の差も試合予測には入れるべきだと個人的には思います。

実際に、淡々とポイントを取られていくと、
相手選手は非常に焦ります。
フェデラー選手の強さはココにもあると思います。

普段の試合では、こんなことは考えなくてもいいのですが、
この4大大会の決勝においては、こういう精神的な
部分もシッカリと見ていくべきなんですね。

過去の対戦成績も加味


※画像は試合後のデータなので9対1になってます。

これまでは、実際の試合の様子から判断材料を見てきましたが、
今度は試合前に分かる過去データからの予測も見てみましょう。

過去の対戦成績は、フェデラー選手が8勝1敗とリードしていました。

ただし、2014年のUS Openの準決勝では、ストレートでチリッチ選手が勝っています。
(ちなみに、この時の決勝がチリッチvs錦織でした。)

全豪と同じくハードコートで4大大会の決勝だったので、
2014年といえど、参考資料としては見るべき部分かと思います。

それ以外は2016年、2017年のウィンブルドンにて対戦していますが、
コートが芝なので、ちょっと資料としては弱いです。(サーブが非常に決まり易い)

あと、一番直近の試合で、その年のランキング上位8位で戦う、
Masters Cup ATP でも対戦していますが、
同じハードコートでフェデラー選手がストレート勝ちしています。
一番直近の試合ですから、フェデラー選手が有利であると分かりますね。

そして、他選手との対戦成績ですが、
フェデラー選手はなんと直近の対戦成績が、一度も負けていませんでした。
(全てWINのマークがついていて、さすがにびっくりしました。強すぎ。)

チリッチ選手も強いですが、さすがに対戦する相手も
トップ選手ばかりなので、直近の10試合で8勝2敗くらいでした。
それでも、相当強い・調子が良いという状態なのがわかりますね。

この情報から、フェデラー選手が優勢であるが、
チリッチ選手もセットは取るであろう、そしてその時の
調子いかんによってはチリッチ選手にも可能性があると判断できます。

まとめ

今回は全豪オープンの決勝を見たときに、
どのように考えたか、その一部を紹介しました。

ライブ映像を見ると、その試合の雰囲気が分かります。
意外とこの雰囲気も大事で、歓声が凄い状態だったりすると、
選手もいつも以上の力を発揮したりします。

たまに観客が声を上げて選手がプレーを一旦止めたり、
その後のプレーが集中切れたり・・・

ATPやWTAの試合は、ライブ映像が選手の表情まで
観れますので、テニスの面白さを楽しめます。

特に大きな大会の決勝などは、いろんなドラマがあり、
非常に面白いものです。

是非、こういう大きい大会の決勝などがやっていたら、
Betするしないは置いておいて、ライブ観戦を楽しんでみてください。