ブックメーカーにマーチンゲール手法は通用するのか

ブックメーカーにマーチンゲール手法は通用するのか

ギャンブルのルーレットで有名な手法、
マーチンゲール。

これは、簡単に言うと、

・2倍のオッズの所に賭ける

・負けるたびに賭け金を2倍にする

というやり方で、何度負けていても、
一度でも勝てば、資金回収が出来るという、
理論上負けないとされる手法ですね。

マーチンゲールを知らない方に簡単に説明すると、
例えば1ユーロを始めにBetするとします。

2倍の所に賭けていくので、確率は50%。

当然、連続で負けることもよくあるので、
負けたら次は倍額の2ユーロ、また負けたら
その倍額の4ユーロを賭けていきます。

1⇒2⇒4⇒8⇒16⇒32

というような感じですね。

例えば、4回目のBet(8ユーロ賭け)の時に勝ったとします。
その場合の収支計算としては、

使った額:1+2+4+8=15ユーロ

勝った額:8×2=16ユーロ

合計収支:16-15=+1ユーロ

という事になります。

このように一度でも勝てば、
最終的に賭けてきた金額を回収できるという手法ですね。

ただこれは、確かに理論上は負けませんが、
とにかく資金が沢山必要になってきます。

賭け金を2倍していきますから、簡単に
1⇒2⇒4⇒8⇒16⇒32⇒64⇒128⇒256⇒512⇒1024⇒2048
というように、始めが1ユーロだったとしても、
連敗が続けば莫大な金額をBetしないといけませんからね。

ただ、理論上は確かに負けないので、
今回はこのマーチンゲール手法が、
ブックメーカーに有用なのかを検証していきます。

マーチンゲールが出来る環境はある

ブックメーカーにおいて、マーチンゲールは使えるのか?
まず、意味はあると言っておきましょう。

その大きな理由としては、ブックメーカーは非常に
小さい金額からお金を賭けることができるからです。

ブックメーカーは、0.2ユーロ(26円)から賭けられるので、
資金が少ない人でもマーチンゲール手法を無理なく実践できるんですね。

あとは、ネットカジノと違い、本当のテニスの試合
にBetしているというのもあります。

ネットカジノの場合は、カジノ側が不正をしている
という可能性もあり、完全には信用できません。

結構あいまいな、グレーな部分ですからね。

その点、ブックメーカーは本当の試合にBetしますので、
不正を胴元側が行うことはできません。
なので、マーチンゲールで勝負できる環境はあるわけですね。

実際にやってみた感触

実際に僕は、マーチンゲールの手法を試したことがあります。
その時は、検証なので0.2ユーロでやっていきました。

0.2⇒0.4⇒0.8⇒1.6⇒3.2⇒6.4⇒12.8⇒25.6⇒51.2

という感じですね。

で、やっていくと確かにほとんど負けません。
連敗しても、6.4とかあたりで勝ちます。

なので、少しずつ増えていくんです。
たまに12.8ユーロをBetするところまで負けて、
焦りながらも、何とか3日間は増やせました。

でも、一日に相当な数の取引をしますので、
負ける時が急にきます。

いきなり、8連敗したんです。
ある時、7連敗して、その後に25.6ユーロを賭け、
その試合も負け・・・。

そしてその時にふと思いました。

実際にその時Betして失ったのは25.6ユーロですが、
トータルでいくら損失があったのか・・・

マーチンの恐ろしいところはここです。

計算してみると、トータルで51ユーロ負けていたんです。

お試しでやるなら、50ユーロくらいで止めておく
と決めていたので、僕はここで止めました。

別に、この後もどんどん賭け金を増やして、
勝てるまでやっても良かったのですが、
8連敗した時の心理状態として、

「これ・・・、次で勝てる保証はないな・・・。」

と思ったんですね。ここまで連敗していたら、
誰でもそう思いますよね。

だから、途中で止めました。

マーチンゲールで勝つには、”絶対に途中で止めてはいけない”
と言われますが、正直、精神的な面で続けるのがキツかったです。

様々な倍率で試すのもアリ

この時に試したやり方は、2倍の所に賭けるというものでした。

勝てたら2倍なので、負けたときには掛け金を2倍にしていく・・・

マーチンゲールの基本はこのような、2倍のオッズに賭けていくものですが、
このオッズを別の倍率でやっていくのもアリかと思いました。

例えば、3倍とか、1.5倍とかですね。

3倍であれば、勝率は落ちますが負けたときに、
そこまでBet額を増やしていかなくても済みます。

2倍の時よりも、沢山連敗できるという感じですね。

ただ、2倍のオッズで8連敗した経験からすると、
3倍のオッズでは簡単に15連敗とかしそうです・・・
それだけ3倍のオッズとなると、不利な所に賭けざるを得ないですからね。

逆に1.5倍であれば、賭け金は大きく増やさないといけないですが、
連敗することが少なくなります。

例えばPoint Winnerでサーブ側が1.5倍という事はよくありますので、
そのサーブ側に賭けるとか。(Point Winnerは次のポイントではなく、
次のその次のポイントにBetすることになりますので注意です。)

このように、マーチンゲールの基本概念である、
負けた分を次で取り返せる金額をBetしていきながら、
勝率や倍率を自分で調整していく
という事をやってみるのはアリだと思いました。

まとめ

マーチンゲール手法は、理論上は負けません。
一度この理論を聞いたときは、ほとんどの人は

「すごい!必勝法じゃん!」

と感じると思います。

でも実際は、大きくBetするときのマネープレッシャーに
耐えられなくなってしまいます。

どうでもいいお金であれば、プレッシャーなど感じずに
淡々と大きな金額を賭けていくことが出来ると思いますが、
ほとんどの方はお金は大事ですよね。

ですので、マーチンゲール手法は理論上は確かに使えるけれども、
人間がやる以上、いつか必ず負けてしまうものであると言えます。

ですので本当にマーチンゲールで勝つなら、
自動で取引するようなツールを開発し、
そのツールに機械的にBetしてもらうやり方しかないと思います。