【ブックメーカー(テニス)】格下の選手が勝つ”下剋上”の試合を見分けて高オッズを取る

【ブックメーカー(テニス)】格下の選手が勝つ”下剋上”の試合を見分けて高オッズを取る

ブックメーカーでいくつも試合を観戦していると、
格下のはずの選手が勝ってしまうことって、結構ありますよね。

これは試合のレベルに関わらず起きることで、
ブックメーカーで勝ち続けるのが難しい要因の一つです。

ブックメーカーは、予測と全く逆の展開になってしまうと、
大きくBetした額が減っていきますからね。

この大番狂わせが起きる試合については、
事前Betで予測することは非常に難しいです。
ほぼ不可能といってもいいですね。

でも、もしその試合を始めからしっかり観ていたら、
格下の選手が勝つと判断出来る時があるんです。

そうなれば、大きく損失を出さずに済みますし、
むしろ大き目のオッズで勝つことができるかもしれないですよね。

今回は実際に、格下の選手が勝った試合を紹介しつつ、
どのようにそのような試合が展開されていくのかを見ていきます。

ブラウン(102位)vs ナダル(10位)

2015年のウィンブルドンの二回戦にて、
ダスティン・ブラウン選手(102位)と、ラファエル・ナダル選手(10位)
が対戦した時のことです。

順位差でも分かるように、ブラウン選手は完全に格下で、
ナダル選手が勝つと誰もが思っていました。

そもそもブラウン選手は、予選を頑張って勝ち抜いて、
ようやくウィンブルドンの本大会に参加したという状態です。

ランキングが100位に届いていないため、
大きな大会の仕組み上、
予選を戦わないといけなかったんですね。

もちろんナダル選手は本大会からの参加でした。
(第10シード)

この試合でブラウン選手が主導権を握っているであろう
ということが判断できた要因が3つほどあります。

・試合環境と作戦がマッチしていた

・決めに行くショットやサーブが入っている

・途中から観客が味方になった

一つづつ見ていきましょう。

試合環境と作戦がマッチしていた

試合が始まると、ブラウン選手はサービスゲームの時は、
すぐにネットに詰めて、2・3手以内にはポイントを取る
というようなプレーをしていました。

ウィンブルドンはコートが芝なので、
サーブからの攻撃を生かせる環境にあります。

それを生かして、ブラウン選手は
自分のサービスゲームをどんどん取っている印象でした。

ブラウン選手は試合後のインタビューにて、
「ナダル選手に対し、2回以上ボールに触らせない、
若しくは一度も触らせないでポイントを取っていくことを意識していた。」
という事を言っていました。

ラリーになると分が悪いという事を、
ハッキリと分かっていた上で、
自分がやるべき戦略をひたすら実践したんですね。

ブラウン選手は、とてもトリッキーなプレーをすることで有名で、
この試合でもドロップショットを多用していました。

少しでもチャンスがあれば前にどんどん詰めていたし、
ドロップショットを多用していたので、
とにかく縦への揺さぶりが非常に激しい印象でした。

そしてそれが、ナダル選手にとても有効だったようで、
その作戦が上手く機能しているように思えました。

この時点で、いかに格下といえど、
試合の主導権を握っているのは、
ブラウン選手だという事がわかりました。

決めに行くショットやサーブが入っている

テニスの試合において、強烈なショットを持っていると、
その選手は勝ちやすいという記事を以前書きました。

記事:【ブックメーカー】これを持っている選手は強い!知っておくべき選手の特徴3つ
(<見出し3>ポイントを取れる強烈なショットを打てる)

この試合において、ブラウン選手はある程度余裕を持って
テイクバックを構えることが出来たときは、
強烈なショットを意図的に打てていました。

コートが芝という事もありますが、
その強烈な決めに行くショットを打たれたら、
いくらナダル選手といえども上手く返すことが出来ていませんでした。

ブラウン選手は、少しでも甘い球が来た場合、
思い切りラケットを振れば、ポイントを取れる状態にあったということです。
これは勝つ可能性が高いと思えますよね。

そして、テニスの試合で非常に重要なサーブ。

このサーブに関しても、
ブラウン選手のファーストサーブが結構入っていて、
それどころかサービスエースもかなり決まっていたので、
ブラウン選手の調子の良さがわかりました。

芝のコートでサーブが調子いい場合は、
その選手が勝つ可能性が非常に高くなります。

サーブの重要性については、他の記事でも書いているので、
是非ご覧ください。

記事:テニスのブックメーカーをやるなら必ず見るべき3つのデータ

記事:ブックメーカーのテニスの試合観戦で見るべきポイント

記事:【データで勝利へ】ブックメーカー投資のサーブデータ解析その1

途中から観客が味方になった

ウィンブルドンという最大級の大会であり、
さらにナダル選手の試合ということで、ギャラリーが沢山いました。

この規模の観客がいると、
少しでもエキサイティングな試合展開になれば、
選手に影響を与えるほどの大歓声になります。

この試合でも、ブラウン選手が格上のナダル選手に健闘するものだから、
観客も大きな声援を送っていました。

特にブラウン選手のプレーはトリッキーで面白いですから、
観客のボルテージも上がり易いようでした。

大事な場面でポイントを取って、
思わず大きな声でガッツポーズをしたシーンでは、
その姿に観客たちは一層歓声を上げていました。

このような状態になると、
選手は圧倒的に集中した状態になります。

ゾーンに入るとも言いますが、
この試合の時のブラウン選手はまさにそれでした。

※ゾーンについての記事はこちらをご覧ください。

記事:ブックメーカー投資最強の試合判断”ゾーン”

集中力が極限に達している状態の選手は、
ミスが少ないために、ポイントの競り合いで勝つ可能性が高くなります。

案の定、ブラウン選手はほとんどミスをせずに、
ナダル選手を追い詰めていきます。

ブラウン選手は黒人選手なので、
黒人選手特有のプレーのムラがあるかと思いましたが、
この試合ではそのような調子の波はあまりなく、
落ち着いてプレーができていました。

最後のポイントを取って勝った時、
ブラウン選手は頭を抱えて”信じられない!”と言った様子でした。

観客も大歓声でスタンディングオベーション。

このようにして典型的な、格下が格上を倒す試合となりました。

今思えば、この試合にはブラウン選手が勝つべくして勝ったという
色々な理由があったんですね。

まとめ

格下の選手でも、調子が絶好調であり、
作戦がハマりさえすれば格上の選手に勝つ場合があります。

特に黒人選手の場合は、波に乗ると
手を付けられないくらい強くなる選手がいるので、
そういう試合はちゃんとライブ映像を観るべきですね。

ブックメーカーには事前Betというやり方もありますが、
このような、”前評判を覆す試合”がある以上、
事前Betのみだけだと正直厳しいというのが本音です。

ブックメーカーは一回でも負けてしまうと、
大きく損失を出しますからね。

だからこそ、テニスの試合にBetするなら、
試合を始めからじっくり観戦するように意識してください。